カーネーションの花言葉
母の日に送る花としてなじみ深いカーネーションには、
色や品種によってたくさんの花言葉があります。
例えば「純潔の愛」や「尊敬」「あなたへの愛情は生きている」
他にも「母への愛」「亡き母を偲ぶ」など。
いかにも母の日にぴったりなように感じてしまいますが、
どうやら母の日にカーネーションを送る習慣が根付いてから
これらの花言葉が誕生したようです。
70%以上がコロンビア産!?
ご存じの方も多いでしょうが、
日本の市場に流通するカーネーションの多くはコロンビア産です。
元々カーネーションは温暖な気候の南ヨーロッパが原産。
熱帯地域に主要生産国があるというのは驚きですよね。
アンデス山脈や近郊の地域には
通称「フラワーベルト」と呼ばれているエリアがあります。
赤道に近く、標高2千メートル前後のこのエリアは
年間を通して20~25度という常春のような温暖な気温が続きます。
フラワーベルトでは女性を中心とした1万人以上の人々が働き
コロンビアを世界第2位(1位はオランダ)の切り花輸出国としています。
日本国内のシェアにおいても、国産や中国産がたくさん出荷される母の日前後でも30%、
年間を通せば70%以上がコロンビア産のカーネーションです。
2025年の母の日は?
母の日は5月の第2日曜日と決められていますので
2025年は5月11日が母の日です。
ただ、一部メディアでも報道されていましたが
2025年は昨年の猛暑によりカーネーションの生育が非常に悪く
残念ながらかなりの高値が付くと予想されています。
昨今では、母の日にお花を贈る方も少なくなっているようですが
カーネーションの品種も毎年どんどん増えていていますので
お花屋さんで選んでみるのもきっと楽しいと思いますよ。